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laboratik 飲みにケーションに頼らない、世界の楽しいオンラインチームビルディング・アクティビティ25選

飲みにケーションに頼らない、世界の楽しいオンラインチームビルディング・アクティビティ25選

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皆さん、こんにちは。生産性高く、幸せな職場づくりは進んでいますか?ラボラティック株式会社代表の野口麗奈です。今日は、飲みニケーションではない、バーチャル(オンライン)でのチームビルディング手法について、大変興味深い記事をお届けします。ぜひ、皆さんの組織運営のヒントになれば幸いです。注:記事の出典は、ラボラティックとパートナ関係にある、世界的な従業員経験プラットフォームを提供するCulture Ampの「25 fun virtual team building activities that aren’t a happy hour」を日本の読者様向けに訳したものです。

目次

  1. 称賛は個人にフィーチャーして行う
  2. チームを強化していく
  3. カルチャーアンプ社での取り組み事例
  4. リモートでできる、チームビルディングアイデア18選
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リモートワーク(時にはハイブリッドワーク)が職場で始まって久しいかもしれません。そんな中で、チームの健闘を称えたり、長い1週間の疲れを癒したり、あるいはZoomなどのオンラインツールを活用してリフレッシュしたりと、チームとの関わり方についても、皆さんは、どのようなクリエイティブな手法で過ごされているでしょうか?

自社の従業員、みなさん自身も、この数年、新しい働き方(ニューノーマル)に適応し、私生活と仕事との両立(ワークライフバランス)に取り組んできたのではないでしょうか。燃え尽き症候群、扶養家族のケア、経済的不安、多様性、社会的不安、パンデミックなど、多くのことがあったはずです。「離れて働く」ということに最初は戸惑いも感じながら、今は、むしろその状態が定常化している方もいるかもしれません。
そんな今だからこそ、共に働くチームを讃え、鼓舞していくといった取り組みも、これまでと異なる手法を用いながら、チームとのつながりを深めるフェーズに入ったともいえそうです。 

自社の従業員を讃えるという取り組み自体が、企業が優秀な人材を維持するにあたり最も価値ある方法のひとつと言われます。日々の絶え間ない努力が認められたチームは、より積極的に仕事に取り組むのみならず、より幸福感を持ったり、社内でのキャリア機会も増えると言われます。では、改めて、従業員を称賛するアイデアにはどのような手法があるでしょうか?
みなさんのチームミーティングなどで気軽に取り入れて、個人の多様な価値を讃えられる手法を今回はまとめてみましたので、ぜひ参考になさってください。 

称賛は個人にフィーチャーして行う

従業員の仕事ぶりを讃える際には、従業員自身が「見られている」と感じてもらうのが、非常に有効と言われます。私たちは、私生活や仕事と様々なことが行き来した状態だからこそ、少しだけ従業員のパーソナルな部分(私生活)にも目を向けてみるのも一考といえます。オンライン会議の場では、仕事の話一辺倒ではなく、職場外(リモート)で起きている話もしながら、ミーティングに良いスパイス(アクセント)を加えてみましょう。このような気配りで、チームメンバーと今より少しだけ個人的なレベルでつながり、お互いのことを少しずつ知れるようになります。 

持ち回りで称賛を行なっていく:毎週、チーム内で素晴らしい働きをしてくれた人を推薦し、チームでその人にどれだけ感謝しているかを示しましょうーーそして、翌週には新しい人を選んで表彰してもらいましょう。チームの士気を高め、彼らの貢献に感謝していることを示す素晴らしい方法です。 

バーチャル会議に楽しさをもたらすその他のアイデア:

写真の共有(アイスブレイク):週ごとに、テーマに関連した写真を全員で共有といったアイスブレイクを実施してみませんか? チームミーティングをより明るい雰囲気で開始したり、終了したりするのに適した手法です。自分の子供の頃の写真、おめかしして撮影した写真、最近作った料理、家の外の景色、いつも使っているお気に入りのマグなど。より楽しさを演出する小技として、誰がどの写真をフォルダに入れたは秘密にし、その写真を誰が撮影したのか、チームで当てるクイズ形式にすると盛り上がります。

2の真実と1つの嘘:嘘と真実を見分けることができるでしょうか?次のチームミーティングで、メンバー全員に2つの真実と1つの嘘を話してもらいます。他のチームメンバーは、3つの話のうち、1つの嘘を当てます。たとえ嘘を当てられなくても、やっていく中で、同僚の人となりについて、1つか2つは知れるはず。気楽に取り組んでみて!

動物を会議にご招待:次のチームミーティングでは、自宅にいる大事なペットも一緒に参加してみては?
注:原文では、Sweet FarmのGoat-2-Meetingプログラムという、オンライン会議用の動物レンタルサービスが紹介されています。(レンタル可能な動物として、ヤギ、ラマ、または他の農場の動物があるようですが、日本の現状を踏まえて編集しました)

バラとトゲトーク:毎週金曜日、チームで立ち話をするイメージで会議を楽しく始めるのはどうでしょうか。立ちながらオンライン会議を始め、その週の良かったこと(バラ)と大変だったこと(トゲ)をメンバーと共有します。バラとトゲの内容は、個人的なことでも仕事上のことでも、何でもかまいません。マネージャーは、こういった話を通して、チームの士気を素早く察知し、同僚の状況や人となりを今より少し知ることができる機会となります。 

チームを強化していく

チームビルディングは、どのようなチームでもコミュニケーションと士気を高めることができる手法でもあり、従業員エンゲージメントにおいて、重要かつ持続的な施策の一部といって過言ではありません。チームビルディングは、新しいメンバーをチムに迎える際や、チームの目標達成を祝ったり、チームの結束を高めたい時に、イベントとしてぜひ積極的に活用していくのが良いでしょう。従業員が仕事以外の環境で交流し、既存の人間関係を発展させ、日頃交流のないチームメイトと知り合うことで、職場の協力関係を改善し、チームのパフォーマンスの向上においても、チームビルディングは有効です。

ハイブリッドでも、フルリモートのチームで、職場で常に一緒にいなくても、楽しんで息抜きは可能です。全員が揃って、職場でといった状況を待っていては、チームの士気を上げるのは間に合わないかもしれません。とある研究では、従業員が所属チームと離れて働き、孤立していると感じると、そのうちの27%は、自身が自社で働いていた1年目の状態より良いパフォーマンスを出せなくなると言われます。また、そんな孤立した状況でも最後まで頑張ると決めた社員の生産性は、最大で21%も低下するいうのです。

さらに、従業員が長い1週間の仕事を終えた後、何か楽しみを求めているかもしれません。クッキーのデコレーションイベントやなチーム・トリビア・ナイトを企画するだけで、チームが仕事以外の場でも絆を深め、親睦を深めることができる場合もあります。バーチャル(オンライン)チームイベントは、メンバーの士気を高め、モチベーションを上げ、エンゲージメントを高め、コラボレーションを向上させるために必要なのです。 

カルチャーアンプ社での取り組み事例

オンラインゲーム:ちょっとした “社内 “競争は誰にとっても楽しいもの。オンライントランプやお絵かきクイズ、オンラインでできるマルチプレイヤーゲームを試してみたりしています。

オンラインコーヒータイム:特にリモートワークの場合、社内の新しいメンバーや仲間と出会うのは難しいものです。カルチャーアンプ社では、従業員が同僚とつながりを持てるよう、毎週、「コーヒーとドーナツプログラム」を実施しています。毎週、このプログラムの参加者は、ランダムに選ばれた同僚とコーヒーを飲みながらオンラインで15分ほどの会話をします。これは、社員が職場での人脈を広げ、他の部署の人々と知り合う非常に良い手法でもあります。 

リモートでできる、チームビルディングアイデア18選

ブッククラブ
読書好きなチームなら、月1回または四半期に1回、読書会を開催することを検討してはいかがでしょうか。読む本を投票で決め、ビデオチャットで感想を話し合うといった会です。

映画ナイト
読書よりもNetflix等の動画の支持者が多いチームなら、ポップコーンを持って、好きな映画の鑑賞会もおすすめです。Netflix(動画)ナイトでは、動画の上映中におしゃべりをすることはできませんが、動画が流れている裏側で、スクリーンで起こっていることについてテキストでやり取りしたり、動画を流しつつ、オンライで会話を楽しんだりもできます。

連想ゲーム:20の質問
あなたの番になったら、ある物体を思い浮かべ、それが動物なのか、植物なのか、はたまた鉱物なのかを相手に伝えます(注:思い浮かべるジャンルは決めておくと良いですね)。そこから、チームメンバーは、20問の「はい」か「いいえ」の質問をして、あなたの考えている物体が何かを探ります。20の質問の後、グループがまだあなたの考えているものが何なのかわからなければ、あなたの勝ちです! 

パワーポイント・パーティー
パワーポイント・パーティーとは、参加者全員が自分の選んだテーマについて5分間のプレゼンテーションを行う会です。自分が作りたい英語の脚本から自分の好きな都市伝説、チョコレートチップクッキーが好きな理由まで何でも構いません。お題は自由で、突飛なトピックをみんなで持ち寄るほど、イベントが盛り上がります。

チーム・ワークアウト 
一緒に汗を流したチームは、ずっと一緒にいられるものです。あなたの行きつけのジムのスタジオプログラムでチームメイトとバーチャルに繋ぎながらワークアウトをして、エンドルフィンを分泌させるのはいかがでしょうか。スタジオプログラムの中でも、HIITやブートキャンプにいきなり飛び込むのが心配なメンバーがいたら、ヨガ、バレエやピラティスなど、負荷の少ないものを試してみると良いでしょう。

タレントショー
チームや会社全体でタレントショーを開催して、社内に隠れた才を持つ人材をアピールしましょう。オフィスのコメディアンであれ、シンガーであれ、全従業員がオンラインのステージに上がって才能を披露する場です。ぜひ、登壇する同僚を応援しましょう。 

トリビア・ナイト
チーム・トリビア・ナイトで、メンバーが持っている「へぇ」となるような知識を披露しあいましょう。クイズマスターを選出してリードしてもらうか、チーム全員で問題を出し合って1ラウンドを盛り上げましょう。 

家庭内借り物競争
全員に制限時間を与え、ヒントと一致するものを家の中から探してきてもらいます。誰かが持ち帰ったものはすべて1点としてカウントされ、ゲーム終了時に最も多くの点数を持っていた人が勝ちとなります。ヒントのアイデアとしては「幸せになるもの」「Fで始まるもの」「冷たいもの」などです。 

レシピの再現大会
有名人が披露しているとっておきのレシピを家で再現し、共有する会です(スイーツやオーブン系のレシピがおすすめ)。それぞれの作品の写真を共有し、優秀作品に投票しあいましょう。残念ながら、みんなの作品を味わうことはできませんが、自分の作品を楽しむことはできますよね! 

ミステリー・パーティー
古典的な犯人当てクイズをオンラインにアレンジして開催しましょう。全員が役になりきり、容疑者を尋問し、時間切れになる前に犯人を特定しなければなりません。コスチュームを着ることを強くお勧めします!
(注:日本では、人狼ゲームに近いアクティビティです)

リモートでのプレゼント交換
プレゼント交換は、特にホリデーシーズンを中心に、みんなが一緒に楽しめる方法です。予算を決め、チームメイト間の交換相手を決めて(ペアを秘密にしたい場合は、海外で使われているElsfterを使って対応することもできます)、買い物に出かけましょう!オンラインミーティングを設定して、お祝いをし、プレゼントを開け、誰が誰にプレゼントしたかを明かしあいましょう。

脱出ルームゲーム
ズームルームに閉じ込められた時ほど、チームの結束を高めるものはないかもしれません。チームで協力して問題解決スキルを駆使し、ヒントを解いて自由を勝ち取りましょう。Puzzle BreakThe Escape Gameのようなアプリを使うと、全員がリモートワーク中でも、エキサイティングな冒険をチームで簡単にできます。

マジシャンを雇う
毎週のチーム・ミーティングを盛り上げるために、ちょっとしたトリックを用意するといった取り組みもあります。マジシャンは場を盛り上げるのも一考です。双方向で楽しめるなトランプのトリックやイリュージョンがあれば、一日中チームが盛り上がること間違いなしです。 

「チャレンジングなチームプロジェクトの成功を祝して、ある晩、Airbnbのバーチャル体験を予約し、仕事の後にマジシャンに参加してもらいました。マジックショーは非常にインタラクティブで、トリックは想像を絶するものでした。激動の時期にチームに必要な気晴らしを与えてくれたました。」

カルチャーアンプのシニア・マーケティング・プロジェクト・マネージャー

クッキングナイト
チームメンバーの心をつかむ鍵が胃袋にあるのなら、クッキングナイトを計画しませんか? 誰かがチームの他のメンバーに自分の好きなレシピを紹介し、一緒に座って食事を楽しみましょう。ケールのシーザーサラダ、カルボナーラ、タコスなど、どんな人でも作れる手軽なレシピも多くあります。チームが挑戦したいレシピなら何でもあり。可能性は無限です!

 「私たちのチームは、第3四半期の目標達成を祝って、バーチャル料理教室を開催しました。仕事から一歩引いて、チームの絆を深めることだけに集中する絶好の機会となりました。」

カルチャーアンプのシニア・ピープル・サイエンティスト

ソムリエによるワインテイスティング
ソムリエによるプライベート・オンライン・コースで、上質なワインの楽しみ方、味見の仕方、飲み方などをチームで学んでみまそう。長い一週間の疲れを癒し、ワインについて学ぶことができるるリラックスした時間になります。チーズもお忘れなく! 

ペイント・アンド・シップ
ペイント&シップ・ナイトであなたの内なるアーティストを表現してみませんか。ペイント&シップ・ナイトのコンセプトをご存じでない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは全員が同じ絵をインストラクターのもとで描くというものです。インストラクターが1アクションずつで描き方を説明するので、絵心のない人でも楽しむことができるのが特徴です。絵が完成したら、チーム全員が自分の絵を公開し、みんなの作品がどのように仕上がったかを見るのも楽しい時間です。 

チームディナー
テイクアウトを活用する口実として、チームディナーを開催してみては? みんなに地元のお気に入りの店で夕食をテイクアウトしてもらい、オンラインでチーム食事をする時間を共有します。 

カクテル作り
チーム全員にカクテル作りのキットを送り、プロのミクソロジストに指導してもらいながら、ワンランク上のカクテルを作ってみてもらう試みはいかがでしょうか。もしかしたら、チーム内にカクテル好きがいて、お気に入りのカクテル・レシピを教えてもらうのも良いものです。ただ、チームの中にお酒を飲まない人がいる場合は、全員が参加できるように、必ずモクテル・レシピを盛り込んでくださいね。

様々なアクティビティがありますが、忘れてはならないのは、従業員への称賛プログラムやチームビルディング活動は、必ずしも大掛かりで高価なものである必要はないということ。何か面白いことを考えたり、既成概念にとらわれず、チームでどんなことがしたいかといった希望を聞いてみてください。このような取り組みを発案すること自体が、従業員全員が意欲を持ち、チームの一員であることを実感できる最も簡単な方法でもあります。良い仕事をしたチームを称賛することに重点を置いている限り、失敗することはないのですから。

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ラボラティック株式会社 広報担当

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