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ピープルサイエンスとは?

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皆さん、こんにちは。生産性高く、幸せな職場づくりは進んでいますか?ラボラティック株式会社代表の野口麗奈です。今日は、皆さんも耳にする機会が増えたピープルサイエンスについて、大変興味深い記事をお届けします。ぜひ、皆さんの組織運営のヒントになれば幸いです。注:記事の出典は、ラボラティックとパートナ関係にある、世界的な従業員経験プラットフォームを提供するCulture Amp社の「What is people science?」を日本の読者様向けに訳したものです。

目次

  1. ピープルサイエンスとは?
  2. Culture Ampのピープルサイエンティストとは?
  3. Culture Ampのピープルサイエンティストの役割とは?
  4. ピープルサイエンス:私たちの核となる存在

Culture Ampをご存じの方なら、「ピープルサイエンス」や「ピープルサイエンティスト」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。それもそのはず、ピープルサイエンスはCulture Amp社のビジネスの中核をなす要素の一つであり、Culture Amp社のプロダクトはピープルサイエンスの原則に基づいて開発されています。Culture Amp社のグローバルチームには、社内外で研究を行い、専門的なガイダンスを提供するピープルサイエンティストが在籍しています。

しかし、「ピープルサイエンス」とは具体的に何を指し、ピープルサイエンティストはどのような役割を担っているのでしょうか?

ピープルサイエンスとは?

Culture Ampでは、ピープルサイエンスを「人々の考え方、感情、行動、学習プロセスを理解し、それを形成する実践」と定義しています。

ピープルサイエンスは、行動心理学、組織開発、ビジネス分析、データサイエンスなどが交差する学際的なアプローチです。当社のピープルサイエンティストは、研究とデータを活用し、革新的なビジネスアイデアや雇用市場のトレンドと組み合わせることで、Culture Ampのすべての活動を支えています。これには、オールインワンの従業員エクスペリエンスプラットフォームの構築から、顧客と連携したカルチャーファーストな組織づくりのサポートまで、幅広い取り組みが含まれます。

Culture Ampのピープルサイエンティストとは?

Culture Ampのピープルサイエンスチームは、心理学やビジネスのさまざまなバックグラウンドを持つ多様な専門家で構成されています。このチームは、当社のプラットフォームから得られる定量的なインサイトを活用し、ベストプラクティスの指針を提供しています。職場心理学(産業・組織心理学など)の高度な学位を持つメンバーや、業界コンサルタントとしての豊富な経験を持つメンバーが在籍しており、それぞれの専門知識を組み合わせて支援を行っています。

彼らの専門分野は広範囲にわたり、労働衛生、統計学、DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)、ビジネスアナリティクス、チェンジマネジメントなど、多岐にわたる分野をカバーしています。

「私たちのチームの多様性が素晴らしいのは、お互いに意見を交わし、クライアントにも新たな視点を提供できることです。従来の概念や大学で学んだ知識にとらわれることなく、新しいアプローチを開拓し、長年続いてきた手法を見直すことができるのです」と、Culture Ampの創設ピープルサイエンティストであるジェイソン・マクファーソンは説明します。

Culture Ampのピープルサイエンティストたちに共通するのは、科学とデータへの深い関心、知識を共有することへの情熱、そして企業がカルチャーファーストの組織を構築できるよう支援する使命感です。

Culture Ampのピープルサイエンティストの役割とは?

Culture Ampでは、ピープルサイエンスがすべての活動に組み込まれています。これは単なる表現ではなく、文字通り私たちのあらゆる取り組みに関与しているのです。新しい調査テンプレートのリリース、新しい研究の発表、カスタマーサクセスコーチによるガイダンスの提供など、すべてにピープルサイエンスの視点が活かされています。

Culture Ampのピープルサイエンティストは、組織全体にわたって活動し、主に以下の3つの領域で業務を行っています。

プロダクト領域におけるピープルサイエンティストの役割
プロダクト担当のピープルサイエンティスト(PSX)のミッションは、科学的根拠に基づいた強固なプロダクトを共同で開発し、個人や組織がポジティブな変化を実現できるよう支援することです。

Culture Ampのプロダクトピープルサイエンティストは、以下の役割を担っています。

  • プロダクトの基盤となる科学的哲学と方法論を確立する
  • ユーザーがプラットフォームをどのように利用し、どのように関わるのかを分析し、デザインが自然に最も有効で価値のあるインサイトへと導くよう設計する
  • ユーザーの行動変容を促すための介入手法を設計する
  • 調査テンプレートの評価を行い、明確性の確保、認知負荷の軽減、参加率の最大化、ベンチマーキングに適した設計を実現する
  • Culture Ampの社内研究機関「Culture Lab」を通じて、ピープルサイエンス、データサイエンス、機械学習を活用した研究を行い、プロダクトおよび顧客の発展を支える重要なインサイトを特定する

教育 & 能力開発領域におけるピープルサイエンティストの役割
教育 & 能力開発(Education & Enablement)チームのピープルサイエンティストは、教育コンテンツを提供し、社内外の人々がそれを理解し活用できるよう支援する役割を担っています。

彼らの主な業務は以下のとおりです。

  • 顧客が必要とするタイミングと場所で、適切な教育コンテンツを提供する
  • Culture Firstのアドバイザー、思考のパートナー、従業員体験(EX)に関する信頼できる情報源として、社内チームの専門知識とスキルを向上させる
  • Culture Ampのアプローチの科学的根拠を明確にし、顧客が現在の状況からプラットフォーム導入後に到達できる姿へと導くための支援を強化する

カスタマー領域におけるピープルサイエンティストの役割
カスタマー領域のピープルサイエンティストは、専門知識、経験、予測分析のサービスを提供し、顧客がより良い職場環境を構築できるよう支援します。このチームのメンバーは企業と連携し、職場や企業文化の課題に取り組むサポートを行います。

このパートナーシップの具体的な支援内容は以下のとおりです。

  • 最適な調査設計の支援:適切な調査質問の設計を支援し、的確なフィードバックを得られるようサポートする
  • フィードバック収集の戦略策定:従業員からのフィードバックを効果的に収集するための戦略を立案する
  • 調査データの分析とアクションプラン策定:調査結果を解釈し、実行可能な改善計画を立てる
  • 投資対効果の可視化:エンゲージメント向上施策がもたらすビジネスインパクトを測定し、成果を示す
  • 結果のコンテキスト化:5,000社以上の顧客から得られた研究や経験を活用し、調査結果の背景や意味を明確にする

顧客と緊密に連携し、それぞれの企業に合ったエンゲージメント向上の道筋を共に築くことが、カスタマー領域のピープルサイエンティストの重要な役割です。

ピープルサイエンス:私たちの核となる存在

ピープルサイエンスとは、人々の思考、感情、行動、学習を理解し、形成するための実践です。そして、これは私たちのすべての活動に深く組み込まれています。

Culture Ampの世界トップクラスのピープルサイエンティストは、次の3つの領域で活躍しています。

  • リサーチの実施:現代のHR課題を解明し、より効果的な解決策を見出す
  • プロダクトの改善:科学的知見を活用し、プラットフォームの設計や機能を強化する
  • 顧客とのパートナーシップ:HRの課題を理解し、より効率的かつ効果的に目標を達成できる方法を提案する

私たちは、ピープルサイエンスを通じて企業文化の変革を支援し、組織の持続的な成功を実現するお手伝いをしています。

《この記事に関するお問い合わせ》
ラボラティック株式会社 広報担当

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