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laboratik 従業員と現場で向き合う:業務の流れの中でのフィードバックとは

従業員と現場で向き合う:業務の流れの中でのフィードバックとは

皆さん、こんにちは。生産性高く、幸せな職場づくりは進んでいますか?ラボラティック株式会社代表の野口麗奈です。今日は、私たちも日常的に向き合っているフィードバックについて、CultureAmp社のプラットフォームのSlackやMSとの連携機能について、大変興味深い記事をお届けします。ぜひ、皆さんの組織運営のヒントになれば幸いです。注:記事の出典は、ラボラティックとパートナ関係にある、世界的な従業員経験プラットフォームを提供するCulture Amp社の「Meet your people where they are: Feedback in the flow of work」を日本の読者様向けに訳したものです。

目次

 ・人と人をつなぎ、インスピレーションを与え、モチベーションを高める
 ・日常業務の中でフィードバックを届ける連携機能
 ・フィードバックを送信する
 ・フィードバックを受け取る
 ・フィードバックを依頼する
 ・人とカルチャーに関する最新通知をタイムリーに受け取る
 ・変化し続ける働き方の世界で、フィードバック文化を育む
 ・関連記事
 ・関連リンク

私たちの働き方のリズムは大きく変化しました——そして今もなお変わり続けています。
ここ数年、多くの人がビデオ会議を次から次へと渡り歩き、「ジーンズ=在宅勤務の正装」と感じるようになりましたが、今では週の何日かはオフィスに戻るよう求められている人もいます。同僚のデスクに立ち寄って直接フィードバックを伝えることも可能にはなりましたが、多くの企業はハイブリッド型勤務を採用しており、ある日は自宅で働く社員もいれば、オフィスに来ている社員もいる、というのが現実です。中には、オフィスから遠く離れた場所に住み、完全リモート勤務をしている社員もいるかもしれません。
働くスタイルはますます予測が難しくなっている一方で、私たちが確信しているのは、タイムリーで効果的なフィードバックが従業員体験にとって不可欠であるということです。だからこそCulture Ampでは、「従業員がどこで働いていようとも、その場所でフィードバックを届ける」ことが重要だと考えています。

人と人をつなぎ、インスピレーションを与え、モチベーションを高める

Culture Ampのピープルサイエンティストたちの調査によると、定期的にフィードバックを共有している企業は、社員同士のつながりが強くなるだけでなく、従業員エンゲージメントやパフォーマンスの向上も見られることが分かっています。

マネージャーが従業員に対して具体的で定期的なフィードバックを提供している企業では、そうでない企業と比べて、従業員が「自分は期待以上に努力したいと感じている」と回答する割合が67%も高くなっています。さらに、より良いフィードバックを受け取っている従業員は、1.9倍エンゲージメントが高い傾向にあります。

日常業務の中でフィードバックを届ける連携機能

分散型の職場環境において、テクノロジーは従業員同士のつながりやエンゲージメントを促進するための強力な手段となります。Culture Ampでは、「フィードバックの力」を皆さんのもとへ届けることを重視しています。どのツールを使っていても、フィードバックの体験がシームレスであるべきだと考えているからです。

そのため、Microsoft TeamsやSlackとの連携機能をお使いいただくことも可能です。これにより、日常の業務の中でワンクリックでフィードバックをやり取りができるのです。
*本機能は日本語の画面にてご利用いただけます。

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Culture Amp社の記事より


Microsoft TeamsおよびSlackとの連携機能でできることを見てみましょう。

フィードバックを送信する

フィードバックの依頼も簡単です。フィードバックを求めたい相手の名前を入力し、どのような点についてフィードバックが欲しいのか、その背景や文脈を伝えるメッセージを添えるだけで完了します。

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Culture Amp社の記事より

フィードバックを受け取る

誰かがあなたにフィードバックを送ると、Microsoft TeamsやSlack上で通知が届き、そのままの画面でフィードバックを読むことができます。フィードバックはCulture Ampのプロフィール上に保存され、マネージャーが確認できるように設定することも可能です。これにより、より有意義なコーチングの対話が促されるだけでなく、パフォーマンス評価時の「直近の出来事に偏った評価(直近性バイアス)」も防ぐことができます。

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Culture Amp社の記事より

フィードバックを依頼する

フィードバックの依頼も簡単です。フィードバックを求めたい相手の名前を入力し、どのような点についてフィードバックが欲しいのか、その背景や文脈を伝えるメッセージを添えるだけで完了します。

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Culture Amp社の記事より

人とカルチャーに関する最新通知をタイムリーに受け取る

対応が必要なサーベイや、新たにアクセス可能になったレポートなど、常に最新のインサイトを把握できるよう通知を受け取ることができます。

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Culture Amp社の記事より

変化し続ける働き方の世界で、フィードバック文化を育む

フィードバックの文化をうまく築いている企業は、それを日々の仕事のリズムの一部として根付かせています。そのために、従業員がフィードバックを共有する機会を増やし、負担なく実行できるよう工夫しています。Deloitteの調査でもこの点が裏付けられており、パフォーマンスの高い組織は、低パフォーマンスの組織に比べて、パフォーマンス管理テクノロジーを他の業務システムと統合している割合が2.2倍高いことが分かっています。

Microsoft Australiaのチーフ・パートナー・オフィサーであるRachel Bondi氏も、フィードバックやつながりの機会を増やすことの重要性に同意しています。彼女は次のように述べています。

「Culture Ampとの連携により、組織や従業員がMicrosoft Teams上で簡単にフィードバックをやりとりできるようになりました。リモートワークが新たな常態となる中で、Microsoft Teamsの利用者数は世界中で7,500万人を超えています。タイムリーで関連性が高く、実行可能なフィードバックは、組織を変革する力を持っています。Culture Ampと協業することで、世界中の企業がこの変化を実現できるよう支援できることを嬉しく思います。」

また、Slackのアジア太平洋地域エンタープライズ部門責任者であるArturo Arrarte氏は、強いカルチャーが常に成功の良い予測因子であると述べています。COVID-19パンデミック中、彼は次のように語りました。

「これまでにないスピードでリモートワークへと移行する中で、自社のカルチャーを育み、人材をサポートすることに真剣に取り組んでいる組織ほど、変化に柔軟に対応し、速く方向転換できています。Culture Ampは、年1回の対面ミーティングのような旧来型のモデルではなく、オンラインかつ継続的に従業員エンゲージメントを測定するという重要な変化の最前線に立っています。Culture AmpアプリとSlackの統合は、仕事をよりシンプルで快適、かつ生産的にするためのもう一つの手段なのです。」

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